豆腐と納豆の材料は、畑のジュエリーとも言われる大豆から作られています。大豆は肉よりも糖質が低く、植物性のタンパク質が豊富なので、ダイエットに適した食材として、豆腐と納豆を選ぶ人は多いです。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと同様の働きをするため、肌のハリを改善する効果があります。したがって、豆腐と納豆はダイエットにも有効ですが、一緒に食べることでさらに効果があると考える人もいます。しかし、待ってください！豆腐と納豆のカロリーについて考えたことはありますか？
ダイエットのために積極的に豆腐と納豆を摂っているのに、逆に太ってしまったらショックですよね。
今回は、豆腐と納豆を同時に摂ることで太るかについて解説していきます。
豆腐1丁と納豆1パックを毎日食べたら太る可能性大
豆腐も納豆も、調理の手間なしにそのまま食べられるため、手軽に食事に取り入れることができる食材です。
健康的な食生活を目指すために、豆腐1丁と納豆1パックを毎日摂取しようと考える方もいるでしょうが、その場合、カロリーオーバーで体重が増加する可能性があります。
豆腐は肉に比べて低カロリーであり、納豆は発酵食品として腸に良い影響をもたらすことが知られています。そのため、これら2つの食材は一見ヘルシーな食材に見えますが、なぜ一緒に摂取すると太るのでしょうか。
豆腐はヘルシーなイメージがありますが、肉と比べても低カロリーというわけではありません。ダイエット中に夜ご飯を豆腐メニューに置き換えることを考える方も多いかもしれませんが、豆腐と納豆の原料である大豆には意外にも高いカロリーが含まれています。
豆腐1丁と納豆1パックを毎日摂取する場合、カロリーオーバーになるリスクがあります。例えば、木綿豆腐や絹ごし豆腐などの豆腐1丁のカロリーはそれぞれ異なりますが、どちらも100gあたり50～70kcal程度です。納豆1パックのカロリーは約200kcalであり、これらを毎日摂取するとカロリー摂取量が増え、体重増加の原因となる可能性があります。
つまり、豆腐や納豆はヘルシーな食材であるというイメージがある一方で、摂取量や組み合わせ方に注意が必要です。特に、手軽に食べられるためつい摂り過ぎてしまうことがあるため、カロリー摂取量を意識して食べることが大切です。
豆腐と納豆の1日に食べる量の目安
豆腐と納豆は適度に摂取すれば、ダイエットに有効な食材です。では、1日に摂取すべき量はどのくらいが適切でしょうか。
1日に食べる大豆製品の目安は以下の通りです：
豆腐：3分の1～2分の1丁程度
納豆：1パック
ただし、これは豆腐と納豆のどちらかを摂取する場合の目安です。両方を一緒に食べる場合は、それぞれの量を半分に減らすことが良いでしょう。
豆腐と納豆はタンパク質が豊富なので、食事の際には肉や魚と同様に考慮する必要があります。たとえば、豆腐1丁を食べる場合、木綿豆腐なら216kcalとなり、糖質や脂質も多く摂取してしまいます。豆腐を摂取する際には、肉や魚とのバランスを考えたり、代わりに使ったりするなど工夫が必要です。
納豆も1日1パックならばカロリーも100kcal程度ですので、他の食事とのバランスを考えて摂取すれば、太る原因とは考えにくいでしょう。ただし、摂りすぎるとカロリーオーバーになり、体重増加のリスクがあります。毎食摂取するのは避けるべきでしょう。
大豆製品の中で考えてみる価値があるのは、「おから」です。おからは豆腐を作る際に出る絞りカスで、生のおからは100gあたり111kcalです。しかし、食物繊維が11.5g含まれており、消化に良い食材です。大豆の栄養素も摂取できるため、ダイエットに効果的です。
まとめ
豆腐と納豆を一緒に摂取することで、太る可能性があることを解説してきました。豆腐や納豆は健康に良い食品ですが、摂り過ぎるとカロリーオーバーの原因になりかねません。
豆腐と納豆を毎日摂取している方が太ってしまうことを避けるために、1日に摂取する量を適切に抑える必要があります。目安としては、豆腐なら3分の1～2分の1丁、納豆なら1パック程度が良いでしょう。
また、ダイエットに大豆製品を取り入れる際には、おからも良い選択肢です。おからは安価で手軽に入手できますので、ぜひ試してみてください。摂取量をコントロールしながらバランスの良い食事を心がけることが、健康的な体重管理に役立ちます。
