秋〜冬にかけて、旬で美味しいりんご。
生で食べても美味しいですが、加熱してお菓子に利用されることも多く、すっきりと優しい甘みが特徴です。
また、健康に良い果物とされ、海外においては“1日1個のりんごは医者を遠ざける“ということわざもある程。
今回は、そんなりんごを使って取り組むりんごダイエットについてまとめました。意外と知らないりんごダイエットのノウハウも!
この記事では
・りんごダイエットの効果
・具体的なやり方
・痩せたという口コミ
・1ヶ月で3キロ痩せた成功体験談
などを紹介します。
りんごダイエットの効果
りんごは幅広い効用を有しています。まずはダイエット効果を見ていきましょう。
・お通じの改善
便秘や下痢に作用します。胃腸が弱っているときには、すりおろして食べることで回復食としても利用できます。
・内臓脂肪の軽減
りんごポリフェノールの主成分、プロシアニジンの働きです。このプロシアニジンは非常に多様な効果が確認されており、りんごの皮に多く含まれます。
・糖や脂肪の吸収を抑える
ペクチンという水溶性食物繊維の効果です。吸収速度が緩やかになることで、血糖値の急な上昇も防いでくれます。
・むくみを解消
こちらはカリウムの働き。ナトリウム(塩分)の排出を促すことで、余分な水分も溜まりにくくなります。
その他ダイエット以外には、生活習慣病や虫歯の予防、美肌効果や疲労回復などにも有効です。
りんごダイエットのやり方
りんごダイエットのやり方は1つではなく、自分に合ったやり方を選べるのも良い所。詳しく紹介します。
・食前りんごダイエット
食前にりんごを食べて、その後の食事量を減らすという方法です。りんごを先に食べることで、その後の食事の糖や脂肪の吸収を抑え、消化を助ける働きもしてくれます。
尚、りんごの1日の摂取量目安は半個〜1個までが推奨されています。
・朝りんごダイエット/夜りんごダイエット
こちらは置き換えダイエットに当たります。それぞれ1日のうち1食分をりんごに置き換えるやり方です。
朝りんごダイエットのメリットとして挙げられるのは、食物繊維や酵素が働いて、お通じを促してくれること。そして果糖がすぐにエネルギーへと変換されて、その後の活動をサポートしてくれるということ。どちらも1日のスタートである朝には嬉しい効果です。
一方夜りんごダイエットは、1日の中で最も高カロリーになり易く、かつその後の消費が困難な夕食をりんごに置き換える事で、1日の総摂取カロリーを減らすというのが主な目的で、同じ置き換えではありますがりんごの役割が違ってきます。
夜りんごダイエットで注意したいのは果糖の摂り過ぎです。夜は活動が少ない為、果糖がスムーズにエネルギーになってくれても使い切れずに蓄えてしまう場合があります。通常の食事と同じく、食べる量には気をつけたいところ。
こちらもりんごの量は半個〜1個までが目安です。
・3日間りんごだけダイエット
短期ダイエットということで、経験者や口コミが多いのがこの方法。
3日間の食事をりんごと飲み物(水かコーヒー)のみにして、摂取カロリーを大幅に削るというもので、4日目からはお粥などの胃に優しい食事から元に戻していきます。
こちらのやり方の場合、りんごの個数制限はありませんが、それでも過酷な内容です。
プチ断食のデトックス効果も期待されますが、体調不良を招く危険性やリバウンドの心配などデメリットも多いやり方です。
・より効果的にするポイント
どのやり方においても、選ぶりんごの品種は食べ応え・歯応えのあるものが望ましく、しっかり噛むことで満腹中枢が刺激されます。
また、実の部分だけでなく皮にも有効成分が多く含まれていますので、皮ごと食べることでより高いダイエット効果が期待できます。
りんごダイエットで痩せた人の口コミ
それでは、りんごダイエットで痩せたという口コミを見ていきましょう。
1週間前から りんごダイエットしてる♡
体重1㌔体脂肪率6%減ったよ! — kyun. (@chivi_002) October 28, 2014
りんごダイエット始めてそろそろ2週間だが、早くも3kg減だ・・・!
— 椿❂Fenrir (@Grit_Stance1277) January 24, 2013
リンゴのみの単品ダイエットは飽きるしリバウンドしそうなのでしません。
食前にリンゴを食べてある程度空腹感を抑えてから食事をとると少ない食事の量で足ります。
少しずつですが痩せてきてますよ。
以前は朝からがっつり食べてたのですが、「朝は人間の腸内を酵素が大掃除するため、余計なものは摂らず、酵素たっぷりの生フルーツを食べるべき。」という話を耳にして、試しにりんご半分と好みのフルーツ、あとは豆乳+紅茶のみという朝ごはんにしたら、お通じ良すぎてびっくりでした。
フルーツの組み合わせはいろいろ試したけど、りんご半分はハズせません。
結果、今では自分史上一番のヤセ体型(40kg台)をムリなくキープしてます!
りんごは穏やかな「整腸作用」があり、便秘に効果があります。
私も、お腹の調子を整える為に「りんご」を毎日食べています。(朝と夜で、一個)
この6年くらいで、約8キロ 体重が減りました。
りんごダイエット1週間で3キロ痩せた成功体験談
りんごダイエットに取り組んで、1ヶ月で3キロ痩せた60代女性の口コミです。りんごダイエットの中でも3日間りんごのみを食べるやり方に挑戦し、痩せたもののこの方法はおすすめ出来ないと言っています。
Q.りんごダイエットに挑戦した理由は?
周りの人が実践していて痩せたのを見ていたのでやってみようと思いました。短期間で効果が出そうだったので、できそうな気がしました。リンゴを食べるだけなので、経済的にも負担がなく、手軽に取り組めるのもいいと思いました。
Q.りんごダイエットのやり方を教えてください!
3日間リンゴしか食べずに過ごして、回復食として翌日からおもゆ、おかゆ等を食べて、一週間後からまたリンゴだけで3日間。それを1ヶ月間続けました。他のものは一切口に入れないで頑張りました。空腹に悩まされましたが痩せることはできました。
Q.りんごダイエットの感想をお願いします!
リンゴだけ食べている間は確かに痩せますが、食事を元に戻すとすぐに体重が増えてリバウンドしてしまいます。お腹が空いて辛い割には効果が薄いと思います。一生続ける事は難しいと思うのであまりいい方法だとは思いません。
りんごダイエットまとめ
複数あるりんごダイエットのやり方ですが、他の食事で栄養を補える食前タイプか置き換えタイプで行うのが体にも優しく、長く続けられる為リバウンドも防げて効果的であると言えるでしょう。
りんごだけでは十分な食事になりませんので、基本の食事バランスは大切です。
もう1つ知っておきたいのは、果物は食べる時間によって体への働きが違ってくるということです。
りんごに含まれる果糖はすぐに吸収されエネルギーに変わりますが、活動の少ない夜にはそれを消費しきれず、脂肪として体に溜め込んでしまう恐れがあるので注意が必要。
置き換える時間を迷ったら、朝にするのがおすすめですね。
ローカロリーで、更に様々なダイエット効果が期待されるりんご。それらの働きを上手に活用するために、量や食べ方には気をつけて取り組みましょう!