バナナチップス、その魅力をお伝えします！
バナナチップスとは、バナナをスライスして揚げた、ポテトチップスに似たおやつです。
今回は、カロリーやダイエットの観点から、バナナチップスについて考えてみましょう。
この記事では以下の点に焦点を当てています。
・バナナチップスが太りやすいかどうか
・バナナチップスが高カロリーな理由
・バナナチップスがダイエットに不向きな理由
・ドライバナナの利点
それでは、これらのポイントについて詳しく見ていきましょう。
バナナチップスを食べると太るって本当？
バナナチップスは油で揚げられていますから、カロリーが高く、食べ過ぎると太りやすいと感じるかもしれませんね。
結論から言うと、確かに食べ過ぎると太りやすいですが、適量を守れば大丈夫です。
それでは、なぜそう言えるのか見ていきましょう。
まず、バナナチップスと普通のバナナを比較してみましょう。
[100g当たりのカロリー]
バナナチップス：299kcal、糖質71.5g
バナナ：86kcal、糖質21.4g
この結果を見ると、バナナチップスとバナナの間には明らかなカロリーと糖質の違いがありますね。
では、なぜバナナチップスがこれほどカロリーや糖質が高いのでしょうか？
その理由は、バナナチップスの加工方法にあります。
バナナを油で揚げると、水分が飛んでしまいます。その結果、同じ量でもカロリーや糖質が増え、100g当たりの値が大幅に異なるのです。
ですが、バナナチップスをダイエット中に絶対に避けなければならないわけではありません。
無理に我慢しすぎるとストレスが溜まり、逆に食べ過ぎてしまう可能性もあります。ですから、適量を守ることが大切です。
1日にどれくらい食べても大丈夫でしょうか？
通常、おやつ（間食）は1日に200カロリー程度が目安とされています。
バナナチップス1枚は約2gなので、1日に多くても30枚程度を目安にすると良いでしょう。
カロリーが高いのはオイルのせい⁉
先ほど述べた通り、バナナチップスは油で揚げられるため、高カロリーであることが理解されています。
その油として主に使われるのがココナッツオイルです。
では、ココナッツオイルのカロリーはどれくらいでしょうか？
ココナッツオイルのカロリーは100gあたり920.9kcalとなります。
この高カロリーなココナッツオイルが使われることで、バナナチップスのカロリーも自然に上がることになります。
また、油で揚げることで水分が減るため、カロリーがより濃縮されるという点も考慮すべきです。
しかし、920.9kcal（100gあたり）という高カロリーなココナッツオイルは健康に悪いと考えるかもしれませんが、実はココナッツオイルには良い効果もあります。
その秘密は、「中鎖脂肪酸」という成分にあります。
中鎖脂肪酸は、他の油と比較して体に脂肪が蓄積しにくい特性があります。
一般的な油に含まれるのは主に「長鎖脂肪酸」であり、これは体に脂肪が蓄積しやすい傾向があります。
したがって、ココナッツオイルはカロリーが高いという点は確かですが、適切な量で摂取する限り、決して悪いものではありません。
バナナチップスがダイエット向きの理由３点
バナナチップスは高カロリーであり、糖質も多いですが、適切な量で摂取すればダイエットに効果があるという点が3つあります。
【腸を活性化する】
腸を活性化することは、体内に蓄積された老廃物や毒素を排出することを指します。
これは、腸内環境を改善することで便秘を解消し、結果として体内の老廃物や毒素を排出することに繋がります。
その結果、代謝が上がり、痩せやすくなる効果があります。
【血糖値を上げにくい】
血糖値を上げにくいということは、脂肪が蓄積しにくいことを意味します。
通常、食事を摂ると血糖値が上がりますが、血糖値の上昇を抑えることで脂肪が蓄積しにくくなります。
【むくみが取れる】
むくみが取れる理由は、不要な水分が体内に溜まることが原因です。
これを体外に排出することで、むくみを解消することができます。
これら3つの効果は、バナナチップスに含まれる以下の栄養素によるものです。
食物繊維：腸を活性化する
ペクチン：血糖値を上げにくい
カリウム：むくみが取れる
バナナチップスはカロリーや糖質が高いですが、栄養価が豊富であるという利点も持っています。
バナナチップスよりヘルシーなドライバナナ
ドライバナナは、その名の通りバナナを乾燥させたものです。
バナナチップスと比べると、ドライバナナはより健康的です。
その理由は、バナナチップスと異なり、油や砂糖を使用しないからです。そのため、カロリーも低く抑えられています。
さらに、栄養価の面でもドライバナナが優れています。
【生のバナナとの栄養価の比較】
カルシウム：4.3倍
食物繊維：6.3倍
β-カロテン：15.9倍
ドライバナナは加熱処理を受けないため、栄養価が失われることはありません。
一方、バナナチップスは加熱処理があるため、栄養価が減少します。
まとめ
バナナチップスは高カロリーなので、食べ過ぎには注意が必要です。その高カロリーの原因は、使用されるオイルです。
しかし、バナナチップスには食物繊維などの栄養価も含まれています。ですので、適切な量を摂取すれば、ダイエット効果も期待できます。
